6/16


今回は、新しい絆創膏のアイデアについて話した。私は前回のようにもっとゼミのメンバーと交流を深めるような活動をすると思っていたので驚いた。だけど、こういった商品を考えたりすることはとても大好きなので楽しかった。


まず最初の数分は、各自で自分の案を練り、その後発表となった。私は割とすぐ案が浮かんだのもあって、一番に発表した。その際、自分の中ではもっと詳細を語りたかったが、なんと伝えて良いのか分からず、実際にない自分の中の考えだけを伝えることの難しさを感じた。そのため、私は絵を書いて説明した。その後、Oさんが「指先を怪我した時に貼りやすいもの」、Iさんが「ゴミが出づらいもの」、Sさんが「水を吸収したりして臭くならないもの」、Kさんが「撥水機能のあるもの」だった。また指先を怪我した時に、今の絆創膏が使いづらいという意見は、たくさんでた。

これらを組み合わせて一つ商品を考えた。


次に、片手が使えない人が絆創膏をあけて貼るまでの過程で、いくつの動作があったかを書く作業。最初は私が絆創膏をはる役をした。怪我した体の場所を勘違いしていたため、おかしな事をしてしまったが、意外と普通に貼れた。次にSさんがした。Sさんはとてもやりづらそうにしており、特に絆創膏の袋をあける工程が相当開けづらそうに見えた。この作業でシートに工程を書いていったが、人それぞれ工程数が異なり、他の子のを見ると、そんなことも書くの?!と言うようなものもあった。この使用例から何が問題なのかを付箋に書き出していった。


次に、ペルソナシートを使って、新商品のアイデアを出す活動。ペルソナシートはもう少し細かい設定があったが、ざっと言うと独身の料理人と言う設定にした。このペルソナシートの人物をターゲットに、また上で挙げた付箋を元に商品を考えていく。

私達は最初、ほとんど絆創膏本体のことについてのアイデアしか出していなかった。しかし、実際に使用する人を見ると、絆創膏本体だけでなく、絆創膏を出し方や入れ物に対してアイデアがたくさんでた。


これらの活動が終わり、先生から、今回の趣旨について説明があり、「機能」と「利用」との違いがあるといわれました。最初は機能のことしか考えておらず、箱を開けて貼るまでの過程は考えていませんでした。しかし、実際に貼るまでの過程を見ることで、その部分にも目がいくようになり、「利用」の面で考えることができました。